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あおとのブログ

Aoto's Weblog

2007.02.27

そういう「もの」に、「私」はなりたい。

宮沢賢治の詩をかみ締める。



雨にも負けず 風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ丈夫な体を持ち

欲はなく 決して瞋(いか)らず

いつも静かに笑っている

一日に玄米4合と 味噌と少しの野菜を食べ

あらゆることを自分を勘定に入れずに

よく見聞きし 分かり そして忘れず

野原の松の 林の蔭の 小さな茅葺きの小屋にいて

東に病気の子供あれば 行って看病してやり

西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を負い

南に死にそうな人あれば 行って怖がらなくてもいいと言い

北に喧嘩や訴訟があれば つまらないから止めろと言い

日照りのときは涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き

みんなにデクノボーと呼ばれ

ほめられもせず 苦にもされず

そういうものに 私はなりたい

投稿者:aoto 02:25 | コメント (2)

2007.02.21

お前は殴られたら、殴り返さないのか!?

もう、かれこれ10年くらい、風呂ナシの家に住んでいる。よって私の日課は、お風呂屋さんに行くことである。この時期になると、新生活を始めようというナウなヤングが、お風呂屋さんにやってくる。もちろん、前を隠しながら。それを見ながら、私は、ニューフェイスが来たな、と不敵な笑みを浮かべるのである。



それにしても、イマドキのナウなヤングは、一人で風呂にやってこない。なぜかみんなでやってくる。ペチャクチャしゃべりながら。これだからイマドキのヤングはダメなんだ!!風呂屋くらい一人でやってこい!!前を隠すんじゃない!!と石原都知事的に思わず言いたくもなるが、そういえば自分もそうだった。。。と妙に青春時代を思い出し懐かしむのである。

まったくうるせーなー、このクソガキども!!と心の中でつぶやいていたら、隣のオジサンが、一発かましてくれた。

うるせーーーい!!お前ら、静かにせーーーい!!

私は感動した。オジサン、頑張れ~~~と思った。そうしたら、あろうことか、私に対しオジサンが話しを振ってきた。

な~~。まったく最近の若い連中は、静かに風呂にも入れないのかな~。そう思うよな~。

あおと:えっ?あ、まー。

あれ~君、どっかで見たことあるなーー。

あおと:(ヤバイぞこれは)

あれ~君、よく駅前でしゃべってないか?(風呂中にこだまするデカイ声で)

あおと:えっ?えっ?あ、あ、まー。思わず私は、恥ずかしさから前を隠したくなり、思わず前傾姿勢になってしまうのであった。

あ~お前!!社民党かーー!!!(さらに風呂中にこだまするデカイ声で)

あおと:(ついに来たかと思った)

社民党も、まったく平和、平和、うるせーんだよなーー。

あおと:(オジサンもウルサイです、とは言えず)

平和、平和、言ってりゃいいってもんじゃないだろ~~。大体、君、殴られたらどーするよ?殴り返すだろ?だったら、殴られないようにしとかないとダメなんじゃないか!?

あおと:えー、まー、たしかに。私も殴られたら、思いっきり殴り返すと思いますよ。一応、私も体育会系なんで、生意気なクソガキには、鉄拳制裁もしますよ。(多分、実際はそんなことありません)(本当は、マハトマ・ガンディの「非暴力・不服従」のことでも話せばよかったのですが、、)

えっ?キミ、社民党じゃないの?平和じゃないの?そんなこと言って、大丈夫なの?

あおと:大丈夫だと思います。っていうjか、個人と国家はまったく別次元の話です。個人の正当防衛は、その特定の当事者に対し、反撃するものです。

ところで最近、個人の話と国家の話を同一レベルにしてしまう議論が多いような気がします。個人に残虐性があるからと言って、国家の戦争を正当化するのは、きわめて短絡的な考え方です。また、人間には残虐な側面があるかもしれませんが、だからこそ、理性と知性によって戦争への欲求を抑え、お互いに共存を図ろうとするのではないでしょうか?それこそが、「政治」の役割ではないでしょうか?人類はそれを目指し進歩してきたのであり、日本国憲法は、その象徴ともいえるのですから、あえてそれと逆行する改憲を行うべきではないと私は思います。

個人の正当防衛とは違い、自衛戦争では、“国を守る”という抽象的な目的のために、何ら不正な侵害を行っていない個人を攻撃することになります。戦場の兵士は、いまここで自分を狙っている敵の兵士を撃ち殺すだけではありません。いったん戦争が始まれば、相手側の兵士はすべて攻撃対象になりますし、民間人を巻き込むこともあります。正当防衛との違いは明らかです。ですから、個人のレベルの正当防衛を、国家の自衛戦争と同列に語るべきではないのです。

そしてもちろん、「平和」は“平和・平和”言ってりゃ達成できるものではないと思います。もちろんその平和への「想い」は大切ですし、たしかにあの悲惨な戦争を体験した方々にしてみれば、戦争だけはしてほしくないと思うのは当然のことだと思います。

やはり、そのためには、戦争を起こさなくてもいい「経済」=「経世済民」(世を治め人民を救う)としての「経済」が必要だと思います。このままアメリカ追随の経済戦略を続けていれば、何年かに一度は必ず戦争をしなければならないのは、少なくともたしかだと思います。

《自分》だけが幸せになればいい。《ニッポン》だけが経済成長すればいい。《自分》の幸せのためには、「他者・他国」を蹴散らしてもいい。生き残るのは《自分》だけだ。

いつからニッポン人は、こんな発想しかできなくなってしまったのでしょうか。弱いものがさらに弱いものを叩く。生活保護者へのバッシング、女性へのバッシング。。。この格差・不平等な社会が拡大すればするほど、「やさしさ」を失い切羽詰った弱いものがさらに弱いものをたたく言説が広がる、本当にそんな社会になってしまっているのではないでしょうか。

というようなことを風呂屋で出会ったおっちゃんに言いたかったのですが、のぼせそうだったので、あっさり帰宅してきました。家に帰ってから再度、即効で復習。以下の本を一部引用しながら、上記の文章を書きました。

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伊藤 真

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私はお風呂屋さんが大好きです。いろんな立場の人が、まさに裸の付き合い。立場を越え、身分を越え、人々が共に集うお風呂屋さん。そんな「公共空間」が、お風呂屋さんに行くとあるような気がします。

あおと功英は、杉並のお風呂屋さんを守ります。

投稿者:aoto 02:37 | コメント (4)

2007.02.15

「反対」することに反対する風潮

異なる立場の人といかに「対話」をするか、これが日々の私の日課です。本日も「あおと」に対し、有権者の方からダメ出しをいただきました。よく耳にする一般的なダメ出しに関し、紹介したいと思います。


社民党かー。俺は嫌いだ!!反対ばかりしているじゃないか!!もっと自民党みたいに、独自の政策提言を行ったらどうなのか!!?

あおと:たしかにそうかもしれません。ただ、自民党も、一見すると独自の政策提言を行っているようにも見えますが、要はアメリカからの《改革》要求どおりの《改革》を行っているだけではないでしょうか???(得意の作り笑い)

(略)

お前に投票はしないけど、がんばれや。

あおと:ありがとうございます。また来ます。
(心の中では、時間がないので無理かもしれませんとつぶやく)


▼次の有権者さまからのダメ出し。

社民党は、ただの反対政党だから嫌い。

あおと:たしかに社民党はよく、ただの反対政党だ!と言われます。またそういった反対!反対!ばかり言うことに、多くのみんなが嫌気がさしているのも事実かもしれません。ただその結果、ここ数年、本当に、《反対することに反対する風潮》、つまりはすべて《賛成》して《みんな同じ》になろうとする風潮が強まっているような気がしています。

「自分」の「理念」で行動するよりも、《みんなで同じ》になってバンドワゴン!!つまりは《勝ち馬に乗ろう!!》みたいな風潮が気が狂うほど強まっていると思います。

私はあえて言います。《勝ち馬》に乗りたい人は、自民党や民主党を支持すればいいと思います(いや、そんなことはありません。社民党をお願いいたします。)ちらにみ私は「社民党」ですから、勝ち馬でもなんでもありません。ただの「負け馬」です。ただ、ただの「負け馬」ですが、《勝ち馬に乗る》という風潮に同調することだけはしたくない「負け馬」です。

たしかに社民党、反対のための反対ではなく、時には提案も必要だと思いますが、だからと言って、反対することに反対する風潮だけは、まったくもってデンジャラスだと思います。もちろん、《みんなで仲良く》やりたい人にとっては、「反対」の声はウンザリするかもしれません。しかし、その《みんな》とは、本当に「みんな」なのでしょうか?その《みんな》の中に、「異なる」意見を持つ「他者」は含まれているのでしょうか?


このご時世、「ノイズ」に対する「免疫力」が減っている人が、たくさんいる気がいたします。もちろん社会状況が変わり、《自分》の周りは《みんな仲良し》という《共同体》が崩壊し、多くの「他者」と関わらねばならない状況では、一方で逆に、とにかく「他者」と関わらずできるかぎり《自分》と《気が合う人》だけでウチワを固める、そして「他者」を排除することでウチワの《一体感》を強めようとする動きが出てくるのも当然かもしれません。しかしその結果、お互いがお互いを排除しあう、本当に殺伐とした社会になっていくと思います。

そういった動きをなんとしても変えたい!!だから私は「社民党」なのです!!「私」と「他者」とが「違い」を認め合い、真に「みんな仲良し」の社会を作る。それが私の信条なのであります!!

と高らかに宣言し、以上のことを30秒くらいで語ったつもりですが、おそらく伝わっていないなぁと思いショボクレました。仕方がないので格安チョコレートを食べて、無理やりテンションを上げて、アゲアゲで行動を続けようと思った、「春の嵐」を感じる本日なのでありました。

そしてふと、ある和歌を思い出す。

袖ひちて むすびし水の凍れるを 春立つ今日の風やとくらむ by紀貫之

「春の嵐」。花粉症を感じるこの季節だが、「春」というのは、たしかに希望の季節かもしれない。新しい生活が始まる。それが春のスタートである。

しかし、その「春」の訪れは、「嵐」と共にやってくる。決してそれは、穏やかな道のりではない。しかしそれでも、「春の風」が凍った水面を溶かすように、たしかに「春」はやってくる。

♪ア~ラシを、起~こして、、

と思わず工藤静香のこの曲を歌いながら、あの直角ダンスをしたくなったのであります。

投稿者:aoto 22:07 | コメント (6)

バレンタイン監督

今日は、たくさんのファンの方から、チョコレートを頂戴しました。チョコレートをくれた皆々様、まことに感謝申し上げます。ジャニーズ事務所の一員になったのかのような錯覚を起こしました。朝から宅急便で、段ボールに入った山ほどのチョコレート。本当に涙が出そうなくらい小泉元首相なみに感動いたしました。



というような妄想しながら、ふりしきる雨の中、ビショビショになりながら、地道に活動しておりました。

明日はきっと売れ残りのチョコレートが格安価格で売っているかと思うので、即効で買いにいきたいと思います。

投稿者:aoto 00:51 | コメント (4)

2007.02.10

ケロロ軍曹

最近、よく公園でうなだれています。選挙に落ちたら、きっとみんなに笑われるんだろうな~(今でも世間の笑い者になっている、というウワサもありますが)。きっとみんなにバカにされ、笑われ、嘲笑され、失笑され、etc。。私には、そうやって世間の笑い者にされている友人知人がたくさんいるので、思わず共感しておりました。


この社会をよくしたいんだ!!というモチベーションも、ついつい社民党に何ができるんだ!!社民党なんか嫌いだ!!と散々言われると、さすがの自称「ヨゴレ」の私もへこみ加減の今日この頃です。

そんなワケで、公園でうなだれていたら、その私のあまりの脱力感に、子どもたちが興味を抱いて寄ってきてくれました。

何してるんですか?

最近の子どもは、きちんと敬語を話せるようである。

何もしてないよ。

私はここ数年、何してるんですか?と問われると、何もしてないです。と応えるクセがついていたため、思わず、かわいい子どもたちに「何もしてないよ」と応えてしまいました。
昨今の、やれ《チャレンジしろ!!》だの《自己実現!!》だのと強迫的に煽ってくる言説に対して、「何もしない自由」だってあるのだ!!といつも心の中でつぶやいていた私としては、「何もしない自由」がなければ「何かする自由」もないのだよ子どもたち!!と教えたくなりましたが、これだから左翼の主張する教育はダメなんだ!!と《道徳》的な人たちに怒られるかと思い止めておきました。

そこで、こう子どもたちに聞いてみました。

YOUたち、最近、何が流行ってんの?

そしたら、こういう応えが返ってきました。

ケロロ軍曹であります!!

それを聞いた私は、即効で、ネットで調査したのであります。どうやら、ガンプラ(ガンダムのプラモデルの略)ばかりやっている、きわめて「脱力」系のヒーロー、それがケロロ軍曹のようであります。かつてのマッチョないかにも勧善懲悪的な正義の味方ではなく、「脱力」系のヒーローが、子どもたちの間で流行っているようであります。子どもたちの時代を捉える感性はすばらしいなぁと思ったのであります。

思いっきり公園で「脱力」していた私ですが、思わず子どもたちにパワーをもらったので、私の大嫌いな街頭演説をやることにしたのであります。

そしたら、地元の連中が応援に駆けつけてくれたのであります。君たち、社民党員の応援をするのである!!ヘルメットはいらないのか!?マスクはいらないのか!?サングラスはいらないのか!?そんな無防備では催涙スプレーにやられるぞ!!公安当局にバレタラ逮捕されるぞ!!会社をリストラされるぞ!!と言ってやったのですが、“い~よ”というきわめてロストジェネレーション的な脱力した答えが返ってきたので、写真を撮ることにしてあげたのであります。

しかし、そうは言っても、顔バレするのはかわいそうだと思ったので、みんなでケロロ軍曹に「変身」することにしたのであります。

keroro.jpg

▼ケロロ軍曹(byテレビ東京) http://www.sunrise-inc.co.jp/keroro/index.html

ワレワレは、ケロン星人であります。ゲロゲロ、ゲロゲロ。下呂温泉なのであります。三十路を過ぎているのに、ピースをして写真を撮っているのであります。きわめてナウいのであります。テレビ東京には、たとえ他の放送局が権力に乗っ取られ大衆洗脳・大本営発表放送をしているときでも、アニメを放送していてほしいのであります。株の番組なんていらんのであります。テレ東は、アニメかギルガメッシュナイトを放送していてほしいのであります。イジリー岡田を、毎週テレ東で見ていたいのであります。

投稿者:aoto 21:44 | コメント (5) | トラックバック (2)

2007.02.06

マイナーな「私」

今回の『芥川賞』。なんだか思いっきり、石原都知事の宣伝に利用されたらしい。その『芥川賞』候補に今回も何回も選ばれていた小説家の星野智幸先生から、「あおと」を推薦するとのお言葉をいただきました。ありがとうございます星野先生。

hoshino.jpg(リンク)星野智幸アーカイヴス

自分がアタリマエだと思っていることは、実は誰かにそう思い込まされているだけなのではないのか。実は《みんな》が言っていることを、そのまま《自分》も語っているだけなのではないか。《みんな》への違和感、アタリマエへの違和感、《みんな》の中で感じる「私」の孤独。。。

それを徹底して考えているうちに、「あおと」は多分、この社会を成り立たせている制度、そして政治というものにぶち当たったような気がします。

《みんな同じ》。《同じ》を前提にこの社会は成り立っているのではないか!!?それへの違和感を感じていた学生時代、星野先生の授業に出会い、そして目覚めた記憶があります。

星野先生の著書にこんな言葉がありました。

“〈私たちみんな同じ〉、なんて、そのことが信じられなくなっているんですよ。ずっと理解されずに一人で生きてきたから、そういう悲しい癖がついてきちゃってるんでしょうけどね。”(『毒身温泉』)

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《私たちみんな同じ》。そういった《気が合う者同士》の「外」には「他者」がいる。そして、《共同体》の中で「マイナー性」を感じている「私」がいる。「異物」としての、「汚物」としての、「私」。

それを突き詰め、言葉にすること、それを星野先生に教わりました。

どんなに理想や理念を掲げていようとも、結局、《気が合うか合わないか》で《小さな共同体》を形成し、分裂してきたいわゆる《左翼》。

おそらく今の私は、《左翼》の側にいるのだろう。《右翼》が《みんな同じ国民》という《愛国心》を主張し、《気が合う小さな共同体》から脱することのできない《左翼》。どちらも同じにしか見えず、どちらにも違和感を感じざるをえない。
これからも「異物」であり続けよう。
「異物」同士がお互いを認め合い、「多様性」のある社会を目指して。

(追伸)
星野先生にこのブログを見られているかと思うと、思わず何を書いていいのやらわからなくなってしまった今日この頃です(笑)


投稿者:aoto 23:47 | コメント (0)

2007.02.01

《美》の演出家にして指導者

ナチスドイツの指導者が、かつてこんなことを言っていたらしいです。


国民はつねに指導者のいいなりになるように仕向けられます。
国民にむかって、われわれは攻撃されかかっているのだと煽り
平和主義者に対しては、愛国心が欠けていると非難すればよいのです。
そして国を更なる危険にさらす。このやりかたはどんな国でも有効ですよ。

ヘルマン・ゲーリング 

(解説)Wikipedia

投稿者:aoto 09:19 | コメント (0)